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シニアのキャリアサポート
広報で会社の魅力を発信

株式会社シニアジョブ

広報部部長安彦 守人

Morito Abiko

株式会社シニアジョブ 広報部長 安彦守人

インタビュー概要

ABOUT

50歳以上のシニアの就職・転職支援を行っている株式会社シニアジョブ。
同社の広報である安彦守人さんに広報のやりがいや会社に対する想いを伺いました。
世間的にも広報の重要性が再認識されている昨今、最前線の声をお届けします。

TRIGGER

01

得意が仕事に。広報の楽しさとは

得意が仕事に。広報の楽しさとは

Q.御社の事業内容について教えてください。

シニアに特化した人材紹介/人材派遣「シニアジョブエージェント」を2016年より提供しています。2022年8月には、同じくシニアに特化した求人メディア「シニアジョブ」をスタートさせました。また、専門家によるシニアのためのWeb情報誌「シニアタイムズ」も提供しています。

Q.どのような経緯で入社されたのでしょうか?

仕事を探していた際にたまたま求人を見つけて応募しました。すると、私が過去に人材会社立ち上げのコンサル会社に所属していた際に提供していたノウハウと同様の戦略に、代表が独学で辿り着いて実践していたことに感銘を受け、入社を決意しました。その他にも人材紹介先の業界が私の過去の経験業界と重なっていたため、知識が活かせそうに感じた背景もあります。

Q.もともと広報としてのキャリアを目指していたのですか?

2004年に新卒で就いた仕事は自動車部品メーカーの営業でした。当時は就職氷河期だったこともあって広報という職種は意識することすらできない環境でした。
その後、文章を書くことが学生時代から好きだったので転職してライターになり、さらに販促のライターとして転職したコンサル会社でライターならプレスリリースも書けるだろうと広報も兼任となって、そこからもう15年以上広報という職種をしています。
ですので広報を目指したというわけではないですが、得意なことが仕事になっていったという感じですかね。

得意が仕事に。広報の楽しさとは

TRIGGER

02

自分の仕事もサステナブルに。連続性のある仕事とは

Q.文章を書くのが好きになった背景はありますか?

幼い頃は探究心が強く、いつの間に大人がびっくりするようなことをやっているような子供でした。
なのでアウトドアな方ではあったんですけど比較的田舎で同世代の家が遠い環境で生まれ育ったためか、一人で黙々と打ち込むことが多かったかもしれないですね。そこで何かを書いたり何かを作ったりすることが多かったです。

Q.仕事をする上で大切にしている考え方はありますか?

まず事業やサービスだけでなく、自身の仕事もサステナブル(持続可能)であるべきだと考えています。これは環境面(エコロジー)以外についても含めた意味合いであり、今日の成果にこだわるだけでなく、明日も来月も来年も成果を出し続け、成果や取り組みが途切れないことを意識したものです。
また、その成果についても、一過性であったり、特定の対象のみ効果を発揮したりするのではなく、連続性・拡散性を持って効果が得られる戦略を大事にしています。これらは広報という職種の特性によるものかもしれません。

Q.他の社員との関わりも多いと思いますが、一緒に働きたい方はどんな方でしょうか?

個人的に一緒に働くことが楽しいと思える人は、視野が広く、品位のあるコミュニケーションができる人です。一人の先輩社員としてジョインして欲しいタイプは、とにかくタフな人です。
会社としては、シニアから軸をぶらす予定はなく、今後、シニアの教育事業やシニアの婚活事業などが想定の中にありますが、シニアや社会課題に寄り添う視点よりは、少子高齢化が進む中で今後も拡大する市場の中で、けれども課題が多く一筋縄ではいかない中で、どのようにビジネスを前進させられるかという視点を持った人が望ましいと思います。
広報として社員に期待していることは、自分の野望に忠実に積極的に前に出てくれることです。広報としてそれを全面的にバックアップします。一人の先輩社員として社員に期待していることは、とにかくタフであれ、ということです。

TRIGGER

03

メディアと現場の橋渡しが自分の仕事です

メディアと現場の橋渡しが自分の仕事です

Q.広報の仕事において壁となることはどんなことですか?

今でもずっと継続している壁ですが、「メディアが求めるイメージや取材対象の提供が難しい」ことが最大の壁です。シニアの転職支援という無形商材を扱っており、メディアはシニア求職者やシニア採用企業の取材を希望しがちですが、イメージのみで存在が少ない対象を求めたり、シニアや企業は取材NGが多かったりするためです。
例えばシニアが働いている現場やシニア本人に取材。スキルもないし経験もないしという方の困っている現場が欲しい。女性で主婦で60歳を超えて働かなくてはいけないという極端な方が欲しい。などメディアは困っている方を取材したがりますが、そういった方々は取材を受けたくないので毎回すれ違ってしまうというのが難しいところですね。

Q.代表の方から刺激を受けることはありますか?

それは常にですね。
代表は自分で起業するのを目指す前から「未来を変えるような大きなことがしたい」と言っていたようで、今でも大きなビジョンを見据えて仕事に取り組んでいます。
広報のことに関しても自分が何年も経験して身についたやり方を独学で実践していたり、何かを突き詰めるという能力が非常に高いと思います。
シニアでも起業を目指している方がいますが、企業の成功ポイントはいかにスペシャリストを突き詰められるか?という点にあると代表を見ていて思います。なので僕らはいかにゼネラリストとして付帯業務を処理できるか?というところでサポートしたいと思っていますね。

Q.最後に今後の展望を教えてください。

広報として就任後、短期間でテレビ取材や狙った大きなイベントへの代表の登壇、代表コラムの長期連載、代表の番組スタジオ生出演、ノンペイドでの漫画連載など、会社規模の割には大きな実績を順調に達成しているので、大きな野望というより、今後も堅実に成果を積み上げたい気持ちです。
今後は代表名義での書籍の商業出版や、代表の地上波でのスタジオ出演などの達成が比較的大きな目標でしょうか。
会社としてはもっとシニアを支援できる体制を作って、上場を目指しているのでそこに全力でコミットしていきたいですね。

メディアと現場の橋渡しが自分の仕事です

広報を目指している方へ

MESSAGE

広報という職業は非常に多様な職種です。会社規模の違いでも、方向性によっても仕事内容が大きく異なります。ですので広報を目指すのであれば、ただ手法やスキルを学ぶのではなく、自分自身でのトライ&エラーの繰り返しが重要です。様々な形があって正解がないことを自分で考えながらやるのが難しさでもあり楽しさでもあると思います。同じ状況に二度と出会えないとか、そもそも評価の数値化すら難しい中で取り組まなければいけないですからね。
ただ、世の中での広報へのニーズは高まっていると思います。広告だけでは不十分な多様なコミュニケーションが企業に求められる中で、今後も広報という職種の重要性は高まるのではないでしょうか。

株式会社シニアジョブ 広報部長 安彦守人 プロフィール

プロフィール

PROFILE

株式会社シニアジョブ広報部部長

安彦 守人Morito Abiko

1979年生まれ。山形県出身。東海大学大学院修士課程終了。ライター、マーケターなどを経て、広報に転身。その後、一部上場企業の広報などを経て2019年より現職。広報だけでなく提携の窓口担当など、一部のコーポレートコミュニケーションも担当。外部のメディアでもライターとして活動中。

企業情報

COMPANY
社名株式会社シニアジョブ
設立

2014/08/22

資本金

2600万円

従業員数

102名

所在地

東京都新宿区大久保2丁目5-22 セキサクビル8F

事業内容

シニア向け人材サービス提供、シニア向け広告事業
派遣事業所番号:派13-307083
職業紹介事業者番号:13-ユ-307556
プライバシーマーク取得事業者:第17003910号
特定募集情報等提供事業者:登録番号:51-募-000896

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