合同会社Sing
代表取締役社長清水 駿之介
Shunnosuke Shimizu
日本の人材課題を解決するべく、名古屋を中心にビジネスを展開している合同会社sing。
同社の代表である清水駿之介さんに起業のきっかけや会社に対する想いを伺いました。
TRIGGER
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『人が活躍し、輝ける職場をつくりたい』『仕事が苦しいという常識を180度変えて、仕事が楽しいに変えていく』これをベースにお客様の課題に対して、採用支援、営業代行、組織コンサルティングなどを通じて課題解決のサービスを提供しております。
採用のマーケットに関して、サービスが飽和状態になっているので、何が良くて何が悪いかが分からない状態だと思われます。ここに対して、弊社が自信と実績をもったサービスを提供することで『現在の人手不足』『将来の人手不足』の双方を解決しております。
また、人手不足と言われている日本の現状に対して社員の離職が大きな問題です。原因として『人間関係』が大きく占めます。何故、これが発生するかというと『上司』が『上司としての仕事』を十分に教わっていないことや、組織的な仕組みに問題がある為です。
ここの仕組みを入れて自走できる状態にし、上司も部下も活躍し『仕事が楽しい』に変える事業を行っております。
私は前職で人材派遣、人材紹介の企業で務めておりました。働き始めて最初に思ったことは『離職率が圧倒的に高い』『人をモノみたいに扱う』ことでした。
このような問題を解決する為に、企業の根本的な課題解決を目指し『人が輝ける職場をつくること』を目指し、採用支援、定着率改善に向けたコンサルティングを行って参りました。
その中で様々な成果を得られ、1番の成果としては、新卒の1年以内の離職率が100%の企業を0%にすることができました。更なる課題解決のスピードを上げて、1社でも多くのお客様にサービスを提供する為に事業を始めました。
お客様から、「狙っている層の採用ができた」「コストを下げることができた」などの結果が出ると、お客様以上に力になれたことを嬉しく思っています。
定着、活躍に向けたコンサルティングを通じて「Singさんのおかげで会社に活気が出た」や「仕事がしやすくなった」などの言葉をいただけるとやりがいを感じます。
また、全メンバーが一緒に会社を作っているという意識を持っている為、「自分の意見が反映される」「一緒に仕事ができて嬉しい」など、それぞれがやらされる仕事ではなく、自ら考え動くところもやりがいに繋がっていますね。
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02
起業は信頼できるパートナーと2人で行ったのですが、知らない知識が多すぎたのが大変でした。商工会の創業支援を受けながらでしたが、よく2人で「これって何だろ?」みたいな話をしながら、即相談を心がけてました。
今でも相談をよくさせてもらっているので、非常にありがたい存在です。
1番自分の心が痛んだのは、頻繁に飲みにいったり仲良くさせてもらっていたお客様から高額受注をいただいて、サービス提供もしていたのですが、入金がされないということがあり、お金って本当に関係を壊すというのを痛感しました。おかげさまで、そこから慎重になるべきところは慎重になれました。
幼少期は、人見知りをせずにチャレンジ精神が強く、とにかく動き回っていました。母子家庭で育ち、母とは『友達のような関係』で仲のいい関係だったと思います。
母は自分の事を、一番に考えてくれて、『やりたい事はすべてやりなさい』が口癖でした。
この教育が今の自分の、やりたい事をやる、楽しんで目標に向かって進む、の教訓になってます。
小学生以降は、ピアノやバスケなどを精力的に行なっており、ピアノではコンクールに出たりしてました。特にバスケはめちゃくちゃ楽しんでて、春日井では有名なクラブチームに入って全国を目指して、仲間たちと切磋琢磨していました。
次々に自分のやりたいことを形に出来ることですね。一般的な会社だと、上司にプレゼンして、プレゼンする為に資料を作成して、プレゼン通す為に各部署と色々と打ち合わせをして、根回しをしてなど、本質的にやりたいことの為に遠回りが多すぎると思います。
メンバーと壁打ちをして、良いじゃん、やろうとなり、お客様からの受注や評価をいただけるスピード感が良いですね。
あとは、月1回平日に昼からメンバーとフットサルやボウリング、飲みに行ったりしてる時に、『このメンバーと仕事ができて幸せだ』と、しみじみ感じてます。
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03
大きく分けて3つあります。
1つ目は、どんな状況でも楽しむことです。
トップである私が苦しい顔や、大変そうな雰囲気を出すと全員のポテンシャルが落ちると思っています。そうしない為にも、全員で問題を共有して全員で問題解決にあたってます。
2つ目は、当たり前の常識を疑うことです。私が起業した想いの中に、『苦しんでる人を助けたい』と、いう思いがあります。
『仕事は苦しいもの』という考えが当たり前だと思います。これを『楽しいもの』に変えらることで、やりがいに繋がると思います。これを本気で変えていきたいと思っています。
3つ目は、感謝です。
これはお客様や働いてる仲間もですが、今時代をつくってくれた方々全てです。当たり前に平和を享受していますが、今後の日本は厳しくなっていきます。次の世代に最高のバトンを渡す為に、私たちがやるべき使命を全うする覚悟です。
私たちが一緒に働きたい人は、『言われたことだけをやってれば良い』という考えの人ではなく、もっと自分で色々と考えて前向きに行動したい人、自分の人生を自分で切り拓いていきたい人です。能力は問わないので、その考えをもって前向きであれば、私たちが必ず今より良い人生に導きます。
人を雇うということは、その人の人生を背負うことだと思っています。今いるメンバーも、今後は自分で起業したり、会社の幹部になることを目標としています。そういった強い気持ちがある人とぜひ一緒に仕事を通じて、人生を楽しみたいですね。
仕事は苦しい、ノルマが苦しい、テレアポがキツイ。これらの考えを180度変えたいですね。苦しいことをがんばってやるのではなく、楽しみながら出来るようにすることを様々なノウハウを提供することで行えると確信しています。
現に弊社のメンバーは、全員が楽しいと言っています。
トヨタの豊田社長が仰っていた『ボスとリーダーの違い』の中で、ボスは仕事をやれと言う、リーダーは仕事をゲームに変える。これが私の中で凄く刺さっています。
このノウハウを世の中に広めて、次の世代が私たち以上に幸せになれる環境をつくりたいですね。
合同会社Sing代表取締役社長
清水 駿之介Shunnosuke Shimizu
1994年生まれ。愛知県出身。美容関係の営業でトップセールスや賞を数多く受賞し、人材派遣、紹介会社にて組織活性化のノウハウを学ぶ。『人が活躍し、輝ける職場をつくりたい』『仕事が苦しいという常識を180度変えて、仕事が楽しいに変えたい』という思いから合同会社Singを創業。
社名 | 合同会社Sing |
住所 | 愛知県春日井市如意申町7丁目15-5アーバンハイツ春日井302号 |
設立年月日 | 2024年3月1日 |
事業内容 | 採用支援事業 |
HP | https://www.singgroup.biz/ |